大和川酒造店のあゆみ

大和川酒造店は、江戸時代中期の寛政二年(1790)創業以来、九代にわたって酒を造り続けてきました。 変わることのない清冽な飯豊山の伏流水を仕込み水として使用し代々の杜氏の一途な心意気によって「弥右衛門酒」をはじめとした銘酒を生み出してまいりました。

一方、使用する酒造好適米は、早くから自社田や契約栽培農家で収穫された無農薬、減農薬無化学肥料の良質な米に切り替えました。

また自社の田んぼやそば畑を耕し、いのちを育む「農」の世界にも挑戦しております。
日本の食文化を代表する日本酒が世界に認められ始めておりますが、当店はその先駆けとしてロンドンやニューヨーク、バンクーバー、上海、台北といった海外にも進出し、「純米吟醸 弥右衛門」や「良志久」などが好評を博しています。

大和川酒造店は本物を追求する変わらぬ一途さと、世界を視野に入れた挑戦する勇気を、常に持ち続けて参りたいと思っております。

社歴

寛政2年(1790) 会津藩5代藩主・松平容頌家老田中玄宰「天明の大改革」殖産興業により、初代の佐藤彌右衛門が酒箒なる酒造免許を受け清酒醸造販売を始める
寛政11年(1799) 土蔵仕込蔵二階建(江戸蔵)建立
明治44年(1911) 本格的醸造のため土蔵二階建仕込蔵(大正蔵)を新設
大正元年(1912) 大正蔵清酒貯蔵用の下屋貯蔵を新設
大正6年(1917) 電動揚水ポンプ設置、土間全面コンクリート舗装、水圧式酒絞器設置
昭和2年(1927) 平屋(60坪)の仕込み専用蔵(昭和蔵)新設、二連式釜場を増設
昭和19年(1944) 国家総動員法に基づく企業整備令により耶麻酒造株式会社 大和川工場となり代表取締役に七代目彌右衛門就任
昭和30年(1955) 耶麻酒造株式会社を解散、耶麻酒造協同組合を経て合資会社大和川酒造店を設立
以後、麹室を始め機械装置を設置
昭和51年(1976) 八代目佐藤 彌右衛門(芳男)代表社員に就任
昭和56年(1981) 座敷蔵曳家により保存再生,北方風土館(資料館)設置
昭和58年(1983) 熱塩加納村酒米生産者との酒造好適米栽培契約開始
昭和60年(1985) ヤブタ式醪圧搾機、ボイラー、原料米浸積プラント導入
昭和62年(1987) 蔵新築計画につき押切川工業団地2600坪買収,精米工場200坪建設、佐武式コンピュータ制御全自動精米機30俵張導入、国税局主催全国新酒鑑評会金賞受賞
平成2年(1990) 大和川「飯豊蔵」鉄骨造延床450坪の最新鋭醸造蔵完成
平成3年(1991) 大和川酒蔵北方風土館(利き酒コーナー観光案内)開設
平成7年(1995) 飯豊蔵付帯 事務所、倉庫200坪完成
平成10年(1998) 国税局主催全国新酒鑑評会金賞受賞
平成18年(2006) 九代目佐藤 彌右衛門(芳伸)代表社員に就任
独立行政法人 酒類総合研究所主催全国新酒鑑評会金賞受賞
平成23年(2011) 東日本大震災発生郡山、いわき、福島、飯館へ水の支援、当社被害皆無
東京電力福島第1原子力発電所水素爆発とメルトダウン後、風評被害をこうむる
平成26年(2014) 九代目佐藤 彌右衛門会長就任 佐藤和典社長就任
新型連続瓶詰機、パストライザー(瞬間熱殺菌機)の導入
平成27年(2015) 福島県新酒鑑評会県知事賞受賞純米酒の部主席
平成28年(2016) 酒類総合研究所主催全国新酒鑑評会6年連続金賞受賞(平成21〜28年)
今年にて創業226年を経る