こだわりの酒造り

飯豊蔵

大和川酒造店では、平成19年に立ち上げた農業法人「大和川ファーム」によって自社栽培された原料米を使って酒造りを行う「田んぼからの酒造り」を実践して参りました。

酒蔵の中から出る有機副産物(米ぬか・酒粕など)を利用しての循環型の肥料づくり、土作りから考える自社田自社栽培米をふんだんに使用しております。

メインで使用する原料米の酒造好適米「夢の香」や「山田錦」などを、栽培から収穫、乾燥、精米にいたるまでの工程を、自社設備によって一貫して行える利点を生かし、緻密な水分の調整など、原料である米の処理には細心の注意を払っております。

創業から続く伝統的な技術を重んじ、近代的な設備を用いた技術革新も積極的に行い、蔵の周りの豊かな喜多方の風土と米の本来の旨みと甘み、その米を育んだ水を酒の仕込水とし、なめらかでやさしくやわらかな『調和』のとれた味わいが一体となって表現されたものこそが大和川酒造店のお酒なのです。

大和川ファーム

合資会社大和川酒造店の農業法人として設立された大和川ファームは、自社田として喜多方市内にて約50町歩ほどの面積でうるち米、酒米、そばを栽培し、酒米は15町歩ほど栽培しております。

酒米の品種は夢の香と山田錦の2種に厳選し、かつては西の方でしか栽培されなかった品種にも取り組んでおり、自社田自社栽培米の山田錦で醸したお酒が全国、東北、福島県の各種鑑評会にて金賞をいただいております。

会津盆地の豊かな気候風土、肥沃な大都と鮮やかな四季に囲まれながら育まれている酒米は、大和川酒造店の旨酒として皆様に愛されております。

食をめぐる安心・安全が叫ばれている今、当ファームの徹底した自己管理に基づいた農業は更なる品質向上を皆様にお約束します。

品質・設備について

平成2年に完成した新工場『飯豊蔵』では、冷水を利用した厳密な温度管理で長期低温発酵が可能なオールステンレス製ジャケット発酵タンク、衛生的で高品質な麹(こうじ)作りが可能な製麹装置を導入。
クリーンで酒造りに適した衛生的な環境の中で、さまざまな微生物たちの力によって醸し出されたお酒はすべて「中取り方式」という最良とされる部分だけをボトルへ瓶詰め、または貯蔵タンクへと貯蔵されます。

瓶詰めされたお酒はパストライザーという設備を利用して「火入れ」という加熱処理によって品質が安定化されます。
そのあとすぐに冷水によって瓶のまま冷却され、お酒への熱によるダメージを最小限に食い止めます。

瓶詰め後は、お客様のお手元に届くまでの間、蔵の中で-5℃、5℃、10℃とお酒の種類に合わせた適切な温度帯で一括冷蔵管理され、ラベルを貼ったのちに蔵出し出荷されます。